杜の街プラザ2 階にあるパブリックアートラウンジ「Le Metté Adeline ( ルメテ アデリン)」

杜の街プラザ2 階にあるパブリックアートラウンジ「Le Metté Adeline ( ルメテ アデリン)」

杜の街のシンボルとなるアート、杜の街の空間デザイン

本ラウンジでは、今後の活躍が期待される若手アーティストを領域横断的に紹介しさまざまな人々を結びつけていきます。地元である瀬戸内で活躍するアーティストを発掘し、国内外へ向けて広く発信することで、岡山の芸術文化を育成していきます。 また、アートに特化したパブリックスペースとして、職・住・商があつまる杜の街の魅力を活かしながら、作品たちが地域の生活へゆるやかににじみ出ていくような空間をデザインしました。
アートラウンジのデザイン及びアートディレクションは、名和晃平がディレクターを務めるSandwich が担当。さらにオープン記念プロジェクトとして、Sandwich企画による若手アーティストたちの作品展示が開催されます。地域とアートの新たな可能性を模索する空間がいま、動き始めます。

エディ・デュビアン 個展
Edi DUBIEN solo exhibition


エディ・デュビアンは、ヴァンドームを拠点に活動するアーティストです。
リヨン現代美術館、ポンピドゥーセンター、 パリの狩猟自然史博物館などに作品が収蔵されています。
彼の作品はモスクワ、バルセロナ、パリ、ロンドン、サンフランシスコ、 ニューヨーク、韓国、台湾で展示され、注目を集めている新進アーティストの一人です。

エディ・デュビアンは、人間の感情と自然界との複雑な関係を探究しています。
彼のアートは、見る人の心に反響する感情を呼び覚まし、自然とのやり取りを通して、喜びや慰めを表現しています。
デュビアンの作品は、私たちの魂の鏡であり、自然との結びつきを静かに訴えかけています。

・期間:2024.2.21wed) - 3.17(sun)
11:00 - 18:00
・会場:LE METTE ADELINEアートラウンジ ギャラリー内


ピーター・オフェイム 個展「フレンズ」
Peter OPHEIM solo exhibition ”Friends"


Hallmark、Northwest Airlines、Venetian Hotel in Las Vegasなどが作品収集をし、モスクワ、バルセロナ、パリ、ロンドン、サンフランシスコ、ニューヨーク、韓国、台湾での展示を行い、現在コレクターが注目している新進アーティストの一人。

一見、子ども向けのカラフルで可愛いキャラクターに見えますが、現実には存在しない不思議で独特なファンタジーを感じます。
生き物たちはそれぞれ名前がつけられ、今まで出会ったことも想像したこともない、オリジナルのおとぎ話を創っています。
作家はペインティングを始める前に必ず粘土で彫刻を作り、作品の中で立体的な視覚を表現することにこだわっています。
そして、作品の中で喜怒哀楽を表現しながら、私たち人の姿を映し出し、少しでも世の中に笑いや暖かさ伝える、ということを大切な テーマの一つとしているアーティストです。
なんとなく、お守りのような作品です。

・期間:2024.2.21wed) - 3.17(sun)
11:00 - 18:00
・会場:LE METTE ADELINEアートラウンジ ギャラリー外

作家紹介

彫刻家 名和 晃平 Sandwich Inc. 代表/京都芸術大学教授
彫刻家
名和 晃平

Sandwich Inc. 代表/京都芸術大学教授

プロフィール

1975 年生まれ。京都を拠点に活動。2003 年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了。2009 年「Sandwich」を創設。
名和氏は、感覚に接続するインターフェイスとして、彫刻の「表皮」に着目し、セル ( 細胞・粒 ) という概念を機軸として、2002 年に情報化時代を象徴する「PixCell」を発表。生命と宇宙、感性とテクノロジーの関係をテーマに、重力で描くペインティング「Direction」やシリコーンオイルが空間に降り注ぐ「Force」、液面に現れる泡とグリッドの「Biomatrix」、そして泡そのものが巨大なボリュームに成長する「Foam」など、彫刻の定義を柔軟に解釈し、鑑賞者に素材の物性がひらかれてくるような知覚体験を生み出してきた。
近年では、アートパビリオン「洸庭」など、建築のプロジェクトも手がける。2015 年以降、ベルギーの振付家/ダンサーのダミアン・ジャレとの協働によるパフォーマンス作品「VESSEL」を国内外で公演中。2018 年にフランス・ルーヴル美術館 ピラミッド内にて彫刻作品「Throne」を特別展示。