杜の街プラザ2 階にあるパブリックアートラウンジ「Le Metté Adeline (ルメテ アデリン)」
杜の街のシンボルとなるアート、杜の街の空間デザイン
本ラウンジでは、今後の活躍が期待される若手アーティストを領域横断的に紹介しさまざまな人々を結びつけていきます。地元である瀬戸内で活躍するアーティストを発掘し、国内外へ向けて広く発信することで、岡山の芸術文化を育成していきます。 また、アートに特化したパブリックスペースとして、職・住・商があつまる杜の街の魅力を活かしながら、作品たちが地域の生活へゆるやかににじみ出ていくような空間をデザインしました。
アートラウンジのデザイン(および初回展示のアートディレクション)は、名和晃平が主宰する Sandwich が担当。
ART LOUNGE PROJECT #9 : かわいいという母語 KAWAII, A MOTHER TONGUE
会期:2026年10月1日(木)〜2027年1月31日(日)
開館時間:11:00~18:00
入館無料
■ 出展作家:
青山夢、いいよ、近藤亜美、筒井文那、巻田はるか、ますだソフィ、16mei、BURUMORI
本展では、「かわいい」を主題としてではなく、あらゆることを語るための言語として扱う作品を紹介します。
青山夢、いいよ、近藤亜美、筒井文那、巻田はるか、ますだソフィ、16mei、BURUMORIの8名のアーティストは、1988年から2000年のあいだに生まれた世代です。似ているものはひとつもなく、それでいて、どの画面も一瞬で「かわいい」と呼びうるでしょう。この即座の認識が示すのは、共通の様式ではなく、共通の言語です。
その言語を通して、複雑で、時に相反する感情までもが語られます。
人間と動物を入れ替え、遠く隔たった時代をひとつの画面に縫い合わせ、この世に存在しないものたちを守ることもできます。
無害に見えることが、この言語を機能させているのです。本展は、この母語がいま何を語りうるのかを、8名の画家とともに聞きとる展覧会となるでしょう。
展示作品を3Dバーチャルギャラリーでご覧いただけます。
アート作品を観る
※Le Metté Adeline(ルメテ アデリン) のサイトにリンクします
Le Metté Adeline空間デザイン Sandwich Inc.
名和 晃平
Sandwich Inc. 代表/彫刻家/京都芸術大学教授
プロフィール
1975 年生まれ。京都を拠点に活動。2003 年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了。2009 年「Sandwich」を創設。
名和氏は、感覚に接続するインターフェイスとして、彫刻の「表皮」に着目し、セル ( 細胞・粒 ) という概念を機軸として、2002 年に情報化時代を象徴する「PixCell」を発表。生命と宇宙、感性とテクノロジーの関係をテーマに、重力で描くペインティング「Direction」やシリコーンオイルが空間に降り注ぐ「Force」、液面に現れる泡とグリッドの「Biomatrix」、そして泡そのものが巨大なボリュームに成長する「Foam」など、彫刻の定義を柔軟に解釈し、鑑賞者に素材の物性がひらかれてくるような知覚体験を生み出してきた。
近年では、アートパビリオン「洸庭」など、建築のプロジェクトも手がける。2015 年以降、ベルギーの振付家/ダンサーのダミアン・ジャレとの協働によるパフォーマンス作品「VESSEL」を国内外で公演中。2018 年にフランス・ルーヴル美術館 ピラミッド内にて彫刻作品「Throne」を特別展示。